
インタビュー│持ち帰り残業が少ない保育に憧れて幼稚園教諭から転職

小学館アカデミー
引用元:小学館アカデミー公式HP(https://hoiku.shopro.co.jp/hoiku/recruit/)
平均休日取得数実績あり
子どもも先生も大切にする
小学館アカデミーの働き方
行事の準備も勤務時間内に完結させる「見せる保育」を行わない方針で、休憩時間以外に作業の時間を設け持ち帰り残業をさせないことを徹底。また個々の得意・不得意を認め合い得意な先生が行う相互補完の風土が広がり、先生同士が互いにリスペクトし合う働きやすい環境が整っていると言えます。

1年目
幼稚園教諭として3年間、情熱を持って働いてきたNさんは、行事への取り組みと日々の業務の重圧、そして保護者からの期待から来るプレッシャーに押し潰されそうな日々を過ごしていました。 「子どもと関わることは好きでしたが持ち帰り残業なども多く、辞めたいと思う時も時々ありました...」と語るNさん。 「保育士としてのキャリアを積み、幅広い年齢の保育に携わりたい」と感じ身を決意した彼女が、保育士への転職で手に入れたのは一人ひとりの子どもと、丁寧に向きあえる日々でした。今回のインタビューでは、Nさんが環境を変えることで発見した、保育の在り方を伺いました。
「どう見られるか」に意識が向いてしまった前職での葛藤
●インタビュアー
幼稚園教諭時代、特に大変だと感じていたのはどのような点ですか。
●N先生
幼稚園時代は行事の規模が大きく、準備の負担はすべて担任が背負う形でした。子どもたちも保護者の方も全員が楽しみにしている行事なので、自分にとってもモチベーションに繋がるのですが、お遊戯会の台本を作成しピアノの選曲や効果音の組み立てまで、まるで演出家のような役割を日常の保育と並行してこなさなければならず、終わらなかった仕事は自宅に持ち帰って作業することも多く、残業が続いて肉体的にも厳しい時期を過ごしていました。
●インタビュアー
なるほど... 保護者の方からの期待もあり、精神的なプレッシャーも感じそうですね。
●N先生
そうですね。それに「他の先生や保護者の方に見られている」という意識が強く、音楽会でピアノを失敗する夢を見て夜中に目が覚めるほど、無意識の内に精神的にも追い詰められていたんです。
●インタビュアー
お子さんのための行事が、いつの間にか先生自身の負担になっていたのですね。
●N先生
そうかもしれませんね。意識が「子どものため」ではなく「どう見られるか」に向いてしまっていることに違和感を感じていました。でも仕事の環境としては大変でしたが、子どもたちと接することができる先生の仕事は好きでした。なので職業を変える選択肢はありませんでしたし、他の幼稚園への転職も視野に入れていましたね。
●インタビュアー
他の幼稚園での転職も考えられていたんですね。それでも最終的に保育園を選んだ理由はどんな点があげられますか?
●N先生
幼稚園ごとにカルチャーや園の雰囲気も違うことが多いので、せっかく転職しても園の雰囲気や教育方針と合わなければまた同じ日々を繰り返してしまうと思っていました。
一つの園だけで働き続けるとその園独自の考え方に染まりすぎてしまい、仕事の幅が狭まってしまうのではないかという危惧もありました。
あとは母が保育士経験があるということもあり、保育園での様子は聞いていました。幼稚園との違いは乳児のお世話をするという点で、実際の雰囲気は実習とかでしか知らなかったので保育としての経験を広げたいなと思い転職しようかなと決めました。
保育理念と安心して働ける環境
●インタビュアー
小学館アカデミーに入社を決めたきっかけは何ですか?
●N先生
保育理念に共感したのと、法人としてマニュアルがしっかりと整備されていることも、働く上での大きな安心感につながると思ったからです。
前職では何かトラブルが起きた時の連絡経路などが、十分に整備されていなくて属人化していました。しかし現在は、事故や怪我などの万が一の際も、対応フローが明確に定められています。このような体制があるからこそ不安を感じることなく子どもたちと向き合う時間に集中できるんだと思います。
行事は「見せるもの」ではなく「日常の延長」にあるもの
●インタビュアー
小学館アカデミーで働いて大きく変わったと感じる点はどこでしょうか。
●N先生
一番は、気持ちに余裕が生まれたことです。小学館アカデミーでは、行事を「特別な発表の場」として切り離すのではなく、日々の生活や遊びの延長として捉えています。
「今日から練習だよ!」というピリピリした空気がないので、子どもたちも先生も穏やかな気持ちで接することができていますね。
以前は、行事へのプレッシャーから発表会でピアノの演奏を失敗するという夢を見たり、緊張で眠れないことがありましたが、転職してからはなくなりました。
今は心の余裕を持ちながら子どもたちと向き合えていることが、こんなにも保育の質を高め、自分の笑顔を増やしてくれるのかと実感しています。
●インタビュアー 幼稚園時代と比較して、保護者との関わり方についても変化はありましたか。
●N先生
幼稚園教諭のときは、保育への取り組みは自由な風潮だったのですが、行事前になると仕事と重なり、その上「保護者からの期待も超えていかないといけない...」という想いが強まり、子どもたちに向き合うことよりも事前の準備などに意識が向いていました。
ですが、今では子どもたちとの時間がしっかり取れているので、日々の送り迎えの際にその日の出来事をお話ししたり、ありのままの子どもたちの様子をお伝えできるようになりました。保護者との信頼関係も自然と深まっていくのを感じています。
●インタビュアー
子どもたちへの接し方について、幼稚園時代と比較して変化したと感じる部分はありますか?
●N先生
以前勤務していた幼稚園では、登園が9時30分頃で14時には降園するというスケジュールでした。一人でひとつのクラスを担当していたので、正直なところ「今日はあの子とあまり関わることができなかったな」と、心残りに感じる日もありました。
今では、一人ひとりと深く関わることができるようになったので、とても嬉しいです。
それぞれの子どもの個性をしっかりと理解した上で、その時に必要な言葉をかけたり適切なサポートを行ったりすることができるようになったと感じています。
●インタビュアー
保育士への転身が保育者としてプラスの変化をもたらしたのですね。幼稚園教諭としての経験が今の現場で活きていると感じることはありますか?
●N先生
日々の保育の中にたくさんあります。幼稚園時代に取り組んでいたレクリエーションや工作などの内容を、今の園の子どもたちに合わせてアレンジして取り入れていますが、その軸には、これまで培ってきた保育の経験が活かされていると感じます。
特に、幼稚園教諭として必死に身につけたピアノや活動のアイデアは、今の現場でも大きな武器になっています。
実は、ピアノはもともと得意だったわけではなく、働き始めてから教室に通って習得した努力の結果なんです。当時は大変なこともありましたが、その積み重ねがあるからこそ、子どもたちからの選曲のリクエストにも自信を持って対応できる場面が増えました。
●インタビュアー
プレッシャーの中で培った技術が、今は「楽しむための道具」に変わったんですね!
●N先生
そうかもしれませんね。以前はプレッシャーでしかなかったピアノも、今は「子どもたちと一緒に楽しむための大切な道具」に変わりました。
自分の「軸」を大切に。転職を迷っている先生方へ
●インタビュアー
最後に、かつてのN先生のように悩んでいる幼稚園の先生へメッセージをお願いします。

保育のお仕事は、大切なお子さまをお預かりするという責任の重い仕事ですが、その分、成長を間近で見守ることができる素晴らしい仕事だと考えています。 もし今、働き方に苦しさを感じているのであれば、自分が「どんな保育をしたいのか」「どんな生活を送りたいのか」という軸を大切にしていただきたいです。 小学館アカデミーは「“あったかい心”をもつ子どもに育てる」という理念を掲げているので一緒に働く保育者もあったかい人柄の方が多く風通しの良い職場だと感じています。 小学館アカデミーでは、先生が笑顔でいられる環境が整っていると思います。 保育者として素敵な先生でいられると思うので、ぜひ見学にいらしてください。
心に余裕が生まれる環境
幼稚園教諭として行事の準備や持ち帰り残業による重圧に苦しんでいたN先生。業務マニュアルが整備された安心感と行事を「日常の延長」と捉える方針により、心に余裕が生まれ、現在では子ども一人ひとりと深く丁寧に向き合いながら保護者との信頼関係も築けるように。かつてたくさん努力して習得したピアノも、今は子どもと楽しむための大切な強みになったそう。N先生からは理想の保育の軸を大切にし、自分らしく働ける環境へ踏み出してほしいとあったかいメッセージをいただきました。
